ガーナ東部ボルタ(Volta)州の州都のホ(Ho)

今日は元青年海外協力隊の隊員のAyaさんに話を聞こう。まず、いつ頃ガーナで暮らしてたの?

Aya
Aya

2016年くらいからガーナ東部のボルタ(Volta)州の州都のホ(Ho)という街に住んでました

州都ホ(Ho)の地理と暮らし

南北に細長いボルタ州は隣国トーゴとの国境があります、陸路ですぐ国境まで行けるのにガーナ隊員はパスポートは事務所預かりになっているので勝手に国境越えはできないのが残念でした。

アクセス

首都アクラからHoまではトロトロというワンボックスカー(大きさはさまざまでマイクロバスほどの大きさのものもありました)の公共交通機関に乗って約3時間かかります、この都市間のトロトロが大変でトロトロが満席にならないと出発しません、なので運よく最後の一人ならすぐ出発しますが運が悪ければ何時間も待たなければいけません、私は最長で3時間くらい待ちました。

バスターミナルで買えるもの

この待ち時間にも頭に商品を載せた物売りの人たちが続々とやってきます、よく買っていたのはラッシュというエナジードリンク、ゆで卵、フライドヤムなどでした、卵やフライドヤムにはぺぺといわれる唐辛子ソースが付けられるのですが、このソースが味の決め手で結構売り手によって味が違いました、私はからいものが好きなのでこのソースはベトナムにいる今でもたまに作ります。

他にも携帯電話のプリペイドカードや歯磨き粉や生肉…などなどなんでも売りに来るのでとても便利(さすがに生肉は怖くて買いません)

ボルタ川を越えて

Ho行は途中でボルタ川を越えるのですがこの川越えの時の物売り合戦がものすごく、頭に商品をのせたままおばちゃんたちが猛ダッシュして来て、窓が開いていようものなら手をつっこんできて売ろうとするので最初は怖かった、物売りのおばちゃんはどこにでもいるのですが、ボルタ川のおばちゃん最強説がありました、確かに勢いがすごいです。

この都市間トロトロ3時間程度の距離なら特にトイレ休憩など設けられていないので途中でトイレ行きたくなったら運転手にお願いして用を足すのですが、きちんとしたトイレなどないので道端のブッシュ(草むら)などで用を足します、女性も立って用を足していたのは衝撃でした、時々トイレもある場合もあるのですがそれはそれで違う衝撃がありましたさすがアフリカです…トイレ事情知りたいですか?

職業訓練校

私はHo中心部から少し離れた配属先の職業訓練校にある一室に住んでいましたが、キッチンやトイレ、シャワーも室内にありましたが、キッチンに水道はなく洗い物は水の出るシャワー室でおこない、飲料水は買っていました。ガスコンロは設置してくれていましたがガス自体は買いに行く必要がありガスシリンダーをガソリンスタンドに持ち込んでガスを充填してもらいます、時々は自分でも行きましたが年功序列がはっきりしているガーナなので基本は生徒にガスを買いに行ってもらっていました。

洗濯はもちろん手洗いです、固形の石鹸でガシガシ洗いますが慣れないと手が痛いし疲れます、お金渡して生徒に洗ってもらうこともできたのですがガーナの人達はすすぎが甘く全然洗剤が落ちないまま絞って干すため肌に悪そうなので自分で洗ってしっかり洗剤を落としてから干していました。雨が降ったら下級生がダッシュで洗濯物を取り込みに行きます、下級生は率先して動かなければいけないのです。

なかなかワイルドなトイレだね…そしてガス爆発しそうなキッチン

Aya
Aya

ここで暮らしたので、今は世界のどこでも住めます

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